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Original submission元の投稿 : |
発表の題名: 小テストの負荷に着目したMoodle用データベース・システムの構築および性能評価 発表の種類: Presentation (40 mins) プレゼンテーション(40分) 発表の言語: Japanese 日本語 発表のキーワード: データベース、性能予測、JMeter、一斉小テスト 発表の要約: 前半では、山口大学における新たなMoodle用データベース・システムの構築、及びJMeterを用いた負荷テストについて報告する。山口大学のMoodleサイトではこれまで、データベース・システムとして同期型レプリケーションの一種であるMariaDB Galera Clusterを採用していた。同期型レプリケーションは耐障害性に優れているものの、書き込み性能が低いという欠点がある。そのため、100名以上の学生が一斉に小テストを受験するとき、データベースの書き込みエラーが発生し、一部の学生の回答が保存されない不具合が生じていた。そこで我々は、非同期型レプリケーションを採用した新たなデータベース・システムを構築した。実際の授業で使用されている小テストを対象として、多人数による一斉受験の動作を模擬するJMeterテストプランを作成し、回答送信時の応答時間等を計測した。後半では、小テストを含むテストプランの作成手順、並びにMoodle 3向けのテストプランを作成する際の注意点について述べる。また、我々は小テストの一斉受験の動作を模擬するためのより汎用的なテストプランを公開している。その使用方法についても紹介する。 |
Title題名 : |
小テストの負荷に着目したMoodle用データベース・システムの構築および性能評価 |
Type種類 : |
プレゼンテーション(40分) |
Category部類 : |
個人の発表 |
Language言語 : |
日本語 |
Abstract要約 : |
前半では、山口大学におけるMoodle用データベース・システムの構築、及びJMeterを用いた負荷テストについて報告する。山口大学ではこれまで、Moodle用データベース・システムとして同期型レプリケーションの一種であるMariaDB Galera Clusterを採用していた。同期型レプリケーションは耐障害性に優れている反面、書き込み性能が低いという欠点がある。そのため、100名以上の学生が一斉に小テストを受験する時、データベースの書き込みエラーが発生し、一部の学生の回答が保存されない不具合が生じていた。そこで我々は、非同期型レプリケーションを採用した新たなデータベース・システムを構築した。実際の授業で使用されている小テストを対象として、多人数による一斉受験の動作を模擬するJMeterテストプランを作成し、回答送信時の応答時間等を計測した。後半では、小テストを含むテストプランの作成手順、並びにMoodle 3向けのテストプランを作成する際の注意点について述べる。また、我々は小テストの一斉受験の動作を模擬するためのより汎用的なテストプランを公開している。その使用方法についても紹介する。 |
Keywordsキーワード : |
データベース、性能予測、JMeter、一斉小テスト |
Topicsトピック : |
Moodleの利用 |
Presentation times発表時間 : |
2月27日(木)午前##2月27日(木)午後##2月28日(金)午前##2月28日(金)午後 |
Main presenter筆頭発表者 : |
Dr. Tomoya SAITO 齊藤 智也 |
Affiliation所属 : |
Yamaguchi University 山口大学大学情報機構メディア基盤センター (山口県, Japan) |
EmailEメール : |
t-saito@yamaguchi-u.ac.jp |
Handout資料 : |
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Slidesスライド : |
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Added by入力ユーザ : |
SAITO Tomoya |
Date added入力日付 : |
2019年 10月 7日 |
Date modified更新日付 : |
2019年 12月 20日 |
Message from the Vetting Committee試査委員会からの メッセージ : |
Thanks for your submission! Your proposal has been accepted. - Please remember to register for the conference (Presenter registrations).
- Please be sure to have any co-presenters register as well.
We look forward to seeing you at the conference in February. |
Peer review査読 : |
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Peer Review 1クライテリア | 評価 |
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内容の明瞭さ | 10 / 10 | 発表の長さ: | 10 / 10 | 独創性と革新性: | 8 / 10 | 公募内容との関連性: | 9 / 10 | 体裁や内容の質: | 10 / 10 | 総合評価: | 45 / 50 | | 92 / 100 |
フィードバック 内容がはっきりとした概要になっています。Moodle用に別個データベースを作ることやJMeterに馴染みの無い聴衆にも分かりやすい発表になる事を期待します。 Peer Review 2クライテリア | 評価 |
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内容の明瞭さ | 8 / 10 | 発表の長さ: | 8 / 10 | 独創性と革新性: | 8 / 10 | 公募内容との関連性: | 8 / 10 | 体裁や内容の質: | 8 / 10 | 総合評価: | 40 / 50 | | 80 / 100 |
フィードバック 特に小テストでの負荷削減を考慮した新規データベースシステムの作成ということであり、総合大学などでは同様の悩みを抱えている教育機関も多いかと思われます。抄録上は字数が不足してしまうかもしれませんので特に修正等は必要ないと考えますが、システムの解説と合わせ、自施設で導入するための注意点なども発表の中で取り入れていただけたらと考えます。 Peer Review 3クライテリア | 評価 |
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内容の明瞭さ | 9 / 10 | 発表の長さ: | 9 / 10 | 独創性と革新性: | 8 / 10 | 公募内容との関連性: | 9 / 10 | 体裁や内容の質: | 9 / 10 | 総合評価: | 45 / 50 | | 89 / 100 |
フィードバック システム構築に際し、様々な事例・テストの検証は、一般的には十分行うのが難しいので、本研究のように、ユースケースが発表され情報が共有されることは有用だと思います。 |
Submission status処理状況 : |
承認 |
Schedule numberスケジュール番号 : |
306-P |
Schedule day開催予定日 : |
2月 27日 (木) |
Schedule time開催予定時刻 : |
15: 10 - 15: 20 |
Schedule duration開催予定時間 : |
10 分 |
Schedule room name開催予定室名 : |
第4号室:だんご汁 |
Schedule room seats開催予定室名の坐整数 : |
undefined |
Schedule audience聴講予定者 : |
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