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発表の題名: 遠隔授業の増加に伴うMoodleシステムの性能強化ならびに利用状況の変化
発表の種類: Presentation (20 mins) プレゼンテーション(20分)
発表の言語: Japanese 日本語
発表のキーワード: 遠隔授業,性能改善,利用統計
発表の要約: 山口大学では学内のプライベート・クラウド上にMoodleを構築し,全学向けの授業支援システムとして運用している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって遠隔授業が増加し,Moodleの利用科目数及び同時利用者数が著しく増加した。これに伴い,4月下旬には2台のWebサーバが過負荷で停止する等,システムの性能不足が顕著となった。そこで我々は,仮想サーバ及び共有ディスクの増強等,Moodleシステムの性能改善に取り組んだ。発表の前半では,Moodleシステムの性能改善の状況及びサーバの負荷状況について報告する。後半では,各種コンテンツや小テストの各種問題等について,前年度のデータと比較しながらMoodleの利用状況の変化について報告する。また,大学内の学部ごとの利用状況についても報告する。最後に,利用科目及び利用者の増加により顕著になった問題点ならびに現行システムの課題について述べる。
- Peer review details査読詳細
Peer Review 1
クライテリア | 評価 |
内容の明瞭さ | 8 / 10 |
発表の長さ: | 9 / 10 |
独創性と革新性: | 9 / 10 |
公募内容との関連性: | 10 / 10 |
体裁や内容の質: | 7 / 10 |
総合評価: | 45 / 50 |
| 88 / 100 |
フィードバック コロナ禍でのMoodle活用に関する紹介として、特に本年度のMootに合致した内容かと思われます。前半に関しては特にシステム管理者の視点として、また後者は学習分析や教学IRにも関連するような教育マネジメントを必要とする担当者の視点として、いずれも重要な意味をもつ内容かと思われます。全体の字数制限としては少し余裕がありますので、可能な範囲で抄録に具体的なデータ(例えば科目数や利用者数の増減、問題点や課題の具体例など)を記載いただければと思います。
Peer Review 2
クライテリア | 評価 |
内容の明瞭さ | 10 / 10 |
発表の長さ: | 9 / 10 |
独創性と革新性: | 5 / 10 |
公募内容との関連性: | 9 / 10 |
体裁や内容の質: | 2 / 10 |
総合評価: | 45 / 50 |
| 80 / 100 |
フィードバック 記載されている概要は明確であり,Covid-19下の学内サーバーの管理という現状に非常にマッチした興味深い内容です.ただし,概要の長さは日本語で375字以上(-500字以下)ですので,あと少し文字数が足りません.たとえば”利用科目及び利用者の増加により顕著になった問題点ならびに現行システムの課題”の具体例を挙げるなどして,より受講者の興味を惹くように改善して下さい.