- Original submission元の原稿
発表の題名: コロナ禍前後における自治医科大学Moodle活用状況の変遷と今後の展望
発表の種類: Presentation (40 mins) プレゼンテーション(40分)
発表の言語: Japanese 日本語
発表のキーワード: 医学教育、高等教育、
発表の要約: COVID-19の対策として、2020年度、特に前半は自治医科大学医学部において全面的にMoodleを活用した授業運営がなされた。座学で行われる講義科目については動画講義をVimeoに掲載したうえで小テストや課題を用いた教育を実践した。臨床実習においては、可能な限り病院の環境を体験できるよう、手術動画の提示なども実施してきた。夏休み明けからは分散での対面教育が再開となったが、適宜BigBlueButtonを利用したオンラインでの授業・口頭試問などが行われている。前年度と比較して、logstore_standard_logで得られるログ件数も100倍程度となっている。このため、ログを用いた学習分析や教学IRも実施しやすい環境となった。一方、学生に対するフィードバックをいかに入念に行うかは課題として残っている。実際、学生からのアンケートにおいてもフィードバックの充実を望む声が挙がってきている。2021年度もCOVID-19対策が必要になることを考え、Moodleを用いた授業実践に対するTips等を整理したFDも必要になっていると考える。
- Peer review details査読詳細
Peer Review 1
クライテリア | 評価 |
内容の明瞭さ | 9 / 10 |
発表の長さ: | 10 / 10 |
独創性と革新性: | 8 / 10 |
公募内容との関連性: | 9 / 10 |
体裁や内容の質: | 10 / 10 |
総合評価: | 45 / 50 |
| 91 / 100 |
Peer Review 2
クライテリア | 評価 |
内容の明瞭さ | 10 / 10 |
発表の長さ: | 9 / 10 |
独創性と革新性: | 9 / 10 |
公募内容との関連性: | 10 / 10 |
体裁や内容の質: | 9 / 10 |
総合評価: | 45 / 50 |
| 92 / 100 |
フィードバック 多くの教育機関がZoom, Teamsを活用しているのに対して,BBB, Vimeoを活用する点は特徴的です.Moodleとの連携において何らかの強みがあるのか,それらの特徴を発表では公平に評価して頂けるととても興味深い内容になると思います.学習結果に対するフィードバックを要望する学生の声が強いというのは自治医大という教育機関の特徴なのでしょうか.羨ましいですね.本来はそうあるべきでしょう.今後,小学生からeラーニングシステム,ICTを活用した授業が一般化することを想定し,教師に負担なく効果的に個々の学生に効率的なフィードバックを行えるスタイルが要求されるでしょう.そのための指標の一つを是非示して下さい.
- Peer review notes査読メモ
ご提出ありがとうございます!
あなたの提案は承認されました。
Februaryにお会い出来るのを楽しみにしています!