基調講演者

Martin DOUGIAMAS

マーティン・ドゥーギアマス

ムードル本部 (オーストラリア)

ムードルの創始者であり、CEO。ムードルプロジェクトのリードプログラマーでもある。コンピュータ科学と教育学という二つのバックグラウンドを持つ。オンラインで学ぶコミュニティーで社会構成主義と協働を促進することにより教育の質を高めることをゴールとしている。

講演テーマ

ムードルの将来構想:ムードル3.6、MoodleNet そして 今後のロードマップ

概要

最新のムードルのバージョンは12月にリリースされたばかりの 3.6 である。このリリースは、メジャーリリースの中でもレベルアップに相当するムードルに多くの点で劇的な変化をもたらした。この講演では、ムードルの核となる部分の変更点を示し、教育者と学習者の両方が活躍できるようにHTML5のコードを増やしていることを指摘する。次に、導入予定のMoodleNetの構想を述べる予定である。その中身は、教育機関同士、国を超え、全世界の教育ネットワークを超えた協働学習の始まりを告げている。更に、グローバルなオープンソースLMSとしてのリーダーとしてムードルを位置づける将来構想も述べる予定である。

Chiharu Kogo

向後 千春 教授

早稲田大学

早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は教育工学、教育心理学、アドラー心理学。著書に『幸せな劣等感』(小学館新書, 2017)、『18歳からの「大人の学び」基礎講座』(北大路書房, 2016)、『人生の迷いが消える アドラー心理学のススメ』、『アドラー”実践”講義』(技術評論社, 2016, 2014)、『コミックでわかるアドラー心理学』(中経出版, 2014)、『上手な教え方の教科書 入門インストラクショナルデザイン』(技術評論社, 2015)、『教師のための教える技術』(明治図書出版, 2014)、『世界一わかりやすい教える技術』・『200字の法則 伝わる文章を書く技術』・『いちばんやさしい教える技術』(永岡書店, 2018, 2014, 2012)、『統計学がわかる』・『統計学がわかる【回帰分析・因子分析編】』(技術評論社, 2007, 2008)など。

講演テーマ

21世紀の学習プラットフォームの形

講演概要

21世紀の学習プラットフォームはどのようなものになるだろうか。それが目指す目的として、(1) 個人の能力とスキルを高めること、(2) メンバーとの交流と協力を支援すること、(3) 個人の学習をコーチング・カウンセリングすることの3点にまとめられるだろう。これらを支えるために、トレーニングの機能、プロジェクト学習を支える機能、そして個人へのコーチング機能を具体的な形で備えることになるだろう。

Marcus GREEN

マーカス・グリーン

Titus Learning社の上級開発者

Titus Learningは、イギリスと香港のムードルパートナーである。グリーン氏は、現在イギリスのヨークに在住し、12年間の教育経験を持つ。2003年にムードルに出会うまで、自分で作成したオンラインの自動採点ソフトに携わっていたが、2012年にはそのソフトのムードル・プラグインを作成した。彼は、2005年にオックスフォードで開催されたムードルムートに初めて出席し、その後の主なムートに出席し続けている。彼が作成したGafillプラグインは、2018年には最も多くダウンロードされたquestion typeのプラグインとなっている。

講演テーマ

授業で最も便利なプラグインは何でしょう?

講演概要

スマートフォンの使用率が世界中で増加している中で、ソフト開発は増々スマホ指向となっている。教育用ソフトの開発が、まだまだデスクトップ、ノートブック、それにタブレット向けではあるが、LMSのスマホ上での完璧な操作性の向上が望まれている。多彩なプラグインを持つムードルにとっては、これは大変なチャレンジである。ムードルの Gapfill と Wordselect question type は、モバイル用ムードル上で動作する最初のサードパーティ製ソフトである。モバイル用プラグインを初めて作成するにあたっての詳細と彼の作成したプラグインの将来構想を述べる。彼は、 Gapfill and Wordselect プラグインの特徴を挙げ、他の同様のプラグインとの違いを述べる。言語教育に於いて、各々のプラグインがより複雑な設問を作り上げる方法においても詳述する。

最終更新日時: 2019年 01月 16日(水曜日) 13:34