Presenters発表者
Main presenter筆頭発表者
Affiliation所属機関
Hokkaido University of Science 北海道科学大学 hokkaido Japan
Presenter [2]発表者[2]
Presenter [3]発表者[3]
Presenter [4]発表者[4]
Presenter [5]発表者[5]
Presentation details 発表詳細
Presentation title発表の題名
薬学部学内臨床実習にてMoodle上で学生毎に異なる症例を配布する試み
Presentation abstract発表の要約

患者・生活者本位の視点を持つことは薬学教育の重要な学習目標として扱われている。
本学では、患者全体を理解しようとする経験を通じて薬剤師業務や職能を異なる視点から見つめることを目的に、学生自身が模擬患者を演じる実習を4年次(1学年210名定員)に行っている。今回、コロナ禍に伴いZoomを用いて遠隔で学内臨床実習を実施するにあたり、Moodleで学生毎に異なる症例の配布を試みたのでその実践を報告する。
学生への患者設定の提示はブログフォーマットで表示される標準フォーラムを利用した。1)実習日と2)対応する症例毎に分離グループを設定し、PDFに変換した患者設定の共有リンクをこのフォーラムに投稿した。これにより、当日、自分が担当する患者設定のみが学生に表示されるようにした。当日までフォーラムを非表示とし、実習の進行に合わせて表示させた。
学生は表示された患者設定を用いて、自分が演じる患者の詳細(生活や心理・社会的背景)の設定を行い、薬剤師役学生とZoomの画面上でリアルタイムでのロールプレイを実施した。
これにより、Moodle上で異なる患者設定を同時に学生配布することが可能となり、遠隔での学内実習を円滑に進めることが可能となった。

Original submission元の原稿

発表の題名: 薬学部学内臨床実習にてMoodle上で学生毎に異なる症例を配布する試み

発表の種類: Presentation (20 mins) プレゼンテーション(20分)

発表の言語: Japanese 日本語

発表のキーワード: 薬学教育 フォーラム 分離グループ 臨床実習

発表の要約: 患者・生活者本位の視点を持つことは薬学教育の重要な学習目標として扱われている。本学では、患者全体を理解しようとする経験を通じて薬剤師業務や職能を異なる視点から見つめることを目的に、学生自身が模擬患者を演じる実習を4年次に行っている。今回、コロナ禍に伴い遠隔で学内臨床実習を実施するにあたり、Moodle上で学生毎に異なる症例の配布を試みたのでその実践を報告する。学生へのシナリオ提示はブログフォーマットで表示される標準フォーラムを利用した。実習日と対応するシナリオ毎に分離グループを設定し、PDFに変換したシナリオの共有リンクをこのフォーラムに投稿した。この設定により、当日、自分が担当するシナリオのみが学生に表示されるようにした。当日までフォーラムを非表示とし、実習の進行に合わせて表示させた。学生は表示されたシナリオを用いて、自分が演じる患者役の背景を作成し、薬剤師役学生とのオンラインでのロールプレイを実施した。この方法を用いることで、Moodle上で異なる症例を同時に学生配布することが可能となり、遠隔での学内実習を円滑に進めることが可能となった。

Keywordsキーワード
薬学教育 フォーラム 分離グループ 臨床実習
Topicトピック
Moodleの利用
Possible presentation times可能な発表時間
2月19日(金)午前##2月19日(金)午後##2月20日(土)午前##2月20日(土)午後
Handout file資料のファイル
Presentation slides fileスライドのファイル
Presentation URL発表のURL
Presentation video発表のビデオ
https://moodlejapan.org/mod/bigbluebuttonbn/view.php?id=2169
Comments or questionsコメント・質問
Submitted by提出ユーザ
村岡 千種
Submitted: 提出: 2021年 01月 10日
Modified: 更新: 2021年 02月 17日
Peer review査読
Peer review score査読評価
87
Peer review details査読詳細

Peer Review 1

クライテリア評価
内容の明瞭さ8 / 10
発表の長さ: 8 / 10
独創性と革新性: 7 / 10
公募内容との関連性: 10 / 10
体裁や内容の質: 8 / 10
総合評価: 40 / 50
81 / 100

Peer Review 2

クライテリア評価
内容の明瞭さ10 / 10
発表の長さ: 10 / 10
独創性と革新性: 9 / 10
公募内容との関連性: 10 / 10
体裁や内容の質: 10 / 10
総合評価: 45 / 50
94 / 100
Peer review notes査読メモ

ご提出ありがとうございます!

あなたの提案は条件付き承認されました

  • 完全に認められるように、2021 Feb 1 (Mon) 23:55までに要求された変更を行って下さい。
  • 変更が完了したら、再度通知をいたします。
Scheduleスケジュール
Schedule numberスケジュール番号
227-P