- Presentation abstract発表の要約
Moodleの現行バージョンで標準機能として提供されているH5Pのコンテンツタイプとして、Branching Scenarioがある。これを用いることで動画像を含むページの視聴などを踏まえて、他の複数のページへ分岐をするようなコンテンツを製作可能である。ワークショップモジュールと比較して分岐の構造を視覚的に確認でき、容易に他のH5Pコンテンツも利用可能である。この機能を用いたシナリオ型教材の製作を試行することとした。題材として、小学生を対象とした情報モラルを扱うこととし、既存の動画やストーリーをインタラクティブに操作し、自己学習をすすめられるようなコンテンツとした。この製作過程において得られた利点・課題点などについて報告する。
- Original submission元の原稿
発表の題名: MoodleのH5Pコンテンツを用いたシナリオ型教材製作の試行
発表の種類: Lightning talk (10 mins) ライトニング・トーク(10分)
発表の言語: Japanese 日本語
発表のキーワード: H5P, シナリオ型教材
Moodleの現行バージョンで標準機能として提供されているH5Pのコンテンツタイプとして、Branching Scenarioがある。これを用いることで動画像を含むページの視聴などを踏まえて、他の複数のページへ分岐をするようなコンテンツを製作可能である。ワークショップモジュールと比較して分岐の構造を視覚的に確認でき、容易に他のH5Pコンテンツも利用可能である。この機能を用いたシナリオ型教材の製作を試行することとした。題材として、小学生を対象とした情報モラルを扱うこととし、既存の動画やストーリーをインタラクティブに操作し、自己学習をすすめられるようなコンテンツとした。この製作過程において得られた利点・課題点などについて報告する。
- Peer review details査読詳細
Peer Review 1
クライテリア | 評価 |
---|
内容の明瞭さ | 9 / 10 |
発表の長さ: | 8 / 10 |
独創性と革新性: | 9 / 10 |
公募内容との関連性: | 10 / 10 |
体裁や内容の質: | 10 / 10 |
総合評価: | 50 / 50 |
| 96 / 100 |
フィードバック 興味深いご発表です。H5Pとワークショップモジュールを比較なさっていますが、レッスンモジュールの方が分岐うんぬんについては比較し易いのではないでしょうか?興味を持つ方が少なからず参加すると思いますので、20分発表をお勧めします。
Peer Review 2
クライテリア | 評価 |
---|
内容の明瞭さ | 9 / 10 |
発表の長さ: | 7 / 10 |
独創性と革新性: | 9 / 10 |
公募内容との関連性: | 9 / 10 |
体裁や内容の質: | 9 / 10 |
総合評価: | 45 / 50 |
| 88 / 100 |
フィードバック H5Pの活用になかなか踏み切れない利用者(教員)はまだ多いでしょう.MoodleのH5Pへの対応は十分に進んでいるとはいえ,問題点も少なくないと思います.実際にH5P,特にbranching Scenarioタイプのコンテンツを作成する活用例は大いに興味を引きます.10分のLT枠ではなく,20分発表に変更して質疑応答に応えられるよう勧めます.
Peer Review 3
クライテリア | 評価 |
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内容の明瞭さ | 10 / 10 |
発表の長さ: | 8 / 10 |
独創性と革新性: | 8 / 10 |
公募内容との関連性: | 8 / 10 |
体裁や内容の質: | 8 / 10 |
総合評価: | 30 / 50 |
| 72 / 100 |
フィードバック H5Pとレッスンモジュールでの比較検討を含め、H5Pで教材を作ることの長所を整理していただける発表と考えられます。分岐が作成できるのは「レッスン」かと思いますので、「ワークショップモジュール」という記載部分は確認をお願いいたします。今後抄録が残ることを考えると、「現行バージョン」ではなく具体的な数値での表現を記載いただけると良いかと思われます。また、10分の時間では教材そのものを紹介するには十分な時間が取れない可能性もあります。場合によっては20分プレゼンへの変更をご検討いただければ幸いです。