Presenters発表者
Main presenter筆頭発表者
Affiliation所属機関
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine 帯広畜産大学 Hokkaido Japan
Presenter [2]発表者[2]
Presenter [3]発表者[3]
Presenter [4]発表者[4]
Presenter [5]発表者[5]
Presentation details 発表詳細
Presentation title発表の題名
課題モジュールのルーブリックによる生物学実験ノートの授業内採点
Presentation abstract発表の要約

対面授業におけるMoodle活用実践として,TAとの協働による授業内での生物学実験のノート採点の取り組みと,その評価について報告する。本実践において,学生が予習として準備的調査および授業中の記録を実験ノートにまとめたものを,TAが採点した。ノートは提出させず,TAが授業中の机間巡視により,採点とフィードバックを同時に行った。採点には課題モジュールを提出物なしの活動として利用し,ルーブリックを設定した。信頼性担保のため,採点は2名のTAが各々タブレットを用いて行うこととし,TAの人数分の活動を用意して,評定表では採点の平均点を成績として集計することとした。結果として,履修者数が100名以上であったにもかかわらず,ノートの採点が授業内で省力的に実施された。また,学生やTAのアンケートでは,フィードバックの速さや客観性等が評価された。さらに,複数回のノート採点により実験ノートの質が向上し,本実践がテクニカルライティングの教育としても効果的であることが明らかとなった。

Original submission元の原稿

発表の題名: 課題モジュールのルーブリックによる生物学実験ノートの授業内採点

発表の種類: Presentation (20 mins) プレゼンテーション(20分)

発表の言語: Japanese 日本語

発表のキーワード: ルーブリック, 成績管理, 同期授業, TA

Moodleは,非同期型授業や授業外のオンライン学習の環境として多く用いられている。一方,同期型授業や授業内での取り組みについては,チャットやBBB,投票やe-Voting等の活用例があるものの,さらなる実践の提案と効果の検証が期待される。本研究では,同期授業内での活用実践として,TAとの協働による授業内での生物学実験のノート採点の取り組みと,その評価について報告する。本実践において,学生が予習として準備的調査を実験ノートにまとめたものを,授業時にTAが採点した。採点には課題モジュールを提出物なしの活動として利用し,ルーブリックを設定した。信頼性担保のため,採点は複数のTAが行うこととし,TAの人数分の活動を用意して,評定表では採点の平均点を成績として集計することとした。結果として,履修者数が100名以上であったにもかかわらず,ノートの採点が授業内で省力的に実施された。また,学生やTAのアンケートでは,フィードバックの速さや客観性等が評価された。さらに,複数回のノート採点により実験ノートの質が向上し,本実践がテクニカルライティングの教育としても効果的であることが明らかとなった。

 


Keywordsキーワード
ルーブリック, 成績管理, 同期授業, TA
Topicトピック
Moodleの教授法
Possible presentation times可能な発表時間
2月18日(金)午後
Handout file資料のファイル
Presentation slides fileスライドのファイル
Presentation URL発表のURL
Presentation video発表のビデオ
https://moodlejapan.org/mod/bigbluebuttonbn/view.php?id=2654
Comments or questionsコメント・質問
Submitted by提出ユーザ
中馬 いづみ
Submitted: 提出: 2021年 11月 30日
Modified: 更新: 2022年 01月 22日
Peer review査読
Peer review score査読評価
89
Peer review details査読詳細

Peer Review 1

クライテリア評価
内容の明瞭さ9 / 10
発表の長さ: 10 / 10
独創性と革新性: 8 / 10
公募内容との関連性: 9 / 10
体裁や内容の質: 9 / 10
総合評価: 45 / 50
90 / 100

Peer Review 2

クライテリア評価
内容の明瞭さ10 / 10
発表の長さ: 10 / 10
独創性と革新性: 10 / 10
公募内容との関連性: 10 / 10
体裁や内容の質: 10 / 10
総合評価: 50 / 50
100 / 100

Peer Review 3

クライテリア評価
内容の明瞭さ9 / 10
発表の長さ: 9 / 10
独創性と革新性: 9 / 10
公募内容との関連性: 9 / 10
体裁や内容の質: 7 / 10
総合評価: 35 / 50
78 / 100
Peer review notes査読メモ

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Schedule numberスケジュール番号
2030-P